災害時に安否確認ができるおすすめのGPS搭載のスマホアプリはどれですか?

災害が発生したら、スマホのGPS機能を使い家族や友人の安否確認をすることができます。

災害に備えた家族の安否確認方法

日本は世界的に見ても稀な地震災害が多く発生する国です。

年間に発生する地震の数は1000回以上、規模の大きい小さいはありますが、1日に2回以上の地震が発生している計算になります。

阪神淡路大震災や記憶に新しい東北地方太平洋沖地震のような大規模地震が発生する可能性が今後もあります。 そのため、日本の災害対策といえば地震対策が必須といえます。

もしも地震や災害が発生したら、家族がいまどこにいるのか、連絡を取りたくても取れないというケースがよくあります。

災害が発生してから、家族の安否を確認する方法として、スマホや携帯のGPS情報を知らせてくれるアプリがあります。

今回は、災害時の安否確認にGPSを使ったスマホアプリについてご紹介したいと思います。

災害時にGPS情報を共有できるスマホアプリ


COCODAYO

COCODAYOは震度5弱以上の地震が発生した場合、その地震発生地に近い家族を知らせてくれるアプリです。

事前にグループ登録を行った家族の位置情報をCOCODAYOアプリ上で確認することができるだけでなく、地震発生地点近くに家族が居た場合に知らせてくれます

安否確認の方法は簡単で、ボタンを押すだけで登録したグループに安否確認の報告を行うことができます。

震度5弱以上の地震が発生した場合に通知してくれる機能というのは、日本の地震災害に適したアプリといえます。

実際、大きな被害が出る地震は震度5弱以上が多く、それ未満の地震では揺れたことも気づかない地震もあります。

→公式サイトはこちら:COCODAYO

Glympse


ロケーション共有に特化したGPSアプリとしてGlympseがあります。

このアプリでは、招待した人をグループに登録して、相手が今どこにいるのか現在地を表示してくれます。

また、GPSアプリの欠点のひとつでバッテリー消費が心配されますが、こちらのアプリはスマホのバックグラウンドで起動することができ、バッテリー消費を抑えることができます。

このアプリの一番良いところは、招待した人なら誰でも情報を見ることができること、アプリのインストールが必須ではないという点です。

→ダウンロードはこちら:Glympse

Life360

安否確認アプリとして定番ともいえるアプリがLife360です。

事前に登録しておいたメンバーの位置情報を共有することができ、特定の場所に到着したら通知してくれる機能があります。

例えば、災害が発生したとき、家族で集合場所を決めておき、Life360で家族の位置情報を確認しつつ、家族が集合場所に到着できているかを確認することに使えます

また、集合場所を行政が指定した避難所に設定しておくこともできます。

→ダウンロードはこちら:Life360

GoogleMap


地図検索からルート検索まで、スマホに入れておきたいアプリとして不動の人気を誇るのが、このGoogleMapです。

AndroidスマホならGoogleMapアプリが標準でインストールされており、iPhoneユーザーでもわざわざGoogleMapを使っている人は多いです。

このGoogleMapでは、ロケーションの共有機能があります。現在地をGoogleMap上に表示させることができ、その情報は共有した友達や家族に知らせることができます。

専用の安否確認アプリをスマホにインストールしていなかった場合、緊急の代替案としてGoogleMapを使うのも方法のひとつです。

→ダウンロードはこちら:GoogleMap

セコム安否確認サービス

地震が発生したとき、家族の安否が心配で家族同士が安否確認を行うというケースは多いですが、職場では安否確認出来ていないケースがあります。

地震が発生した当時、職場で働いていたり、営業で外回りをしている従業員もいると思います。

これらの従業員の安否を確認するのも、従業員を雇用している企業の責任ではないでしょうか。

セコム安否確認サービスは、セキュリティサービスのセコムが提供している安否確認サービスです。

企業では防犯セキュリティとしてセコムを利用している所も多いでしょう。その防犯セキュリティといっしょに安否確認サービスを使ってみてはどうでしょうか。

→公式サイトはコチラから:セコム安否確認サービス

安否確認サービス サイボウズスタートアップス

サイボウズスタートアップスは、企業向けのグループウェアを扱っているサイボウズが提供する、災害が発生したとき従業員の安否を確認することができる安否確認サービスです。

サイボウズのグループウェアを利用している企業ならUIも似ているので使い方を覚えやすく、災害が発生した緊急時に従業員との連絡手段として使うことができます。

災害が発生したとき、電話をしてもつながらずサーバーがダウンしてネットにもつながらないというケースがありますが、こちらのサービスは、海外サーバーを利用しているので、国内で発生した地震の影響によってサーバーがダウンするといったことはありません

→公式サイトはコチラから:安否確認サービス サイボウズスタートアップス

安否確認の方法を複数用意しよう

災害が発生したら、インターネットへの接続が不安定になったり、電話回線が不通になるケースがあります。

そのため、安否確認がなかなかできず、家族が心配するといったことが起こります。

そこで、安否確認の方法はひとつのアプリに頼るのではなく、複数の安否確認の方法を準備しておくことをおすすめします

また、スマホがバッテリー切れになったり、スマホを紛失した、壊してしまったというケースもあると思います。

スマホが使えない状況を想定して、避難場所の指定や他の連絡手段についても家族で確認しておくことも大事です。